イチゴ
イチゴの属の祖先型は小さく、20cmほどにしかなりません。
葉柄のある葉が、茎と根のつけ根にロゼット状につきます。
葉はぎざぎざの縁をした3枚の小葉からなり、両側の2枚の葉には葉柄はなく、まん中の1枚に短い葉柄があります。
葉の表面にやわらかい毛がはえていますが、裏側のほうがずっと多く、美しく光っています。
花は総状花序で、その花軸の長さはいろいろ。
この花序のつけ根には二重に、がくがつき、外側と内側のがく片とは同じ大きさです。
がく片は外側にそり返っていることもあります。
白い5枚の離弁花で、雌しべの数が非常に多いです。
受精するとこれがすべて痩果となり、花托の中に埋もれて残ります。
花托は、痩果をつけたまま肥大し、私たちがふつう見かけるイチゴとなるのです。
ランナー(地表面を這う細い枝、ほふく枝)が葉腋からでて地面にとどくと、根をだし、小さな苗となります。
その後に親株から離れ、次々とランナーをだして増えるのです。



